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Making
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How to make Sound Files     

 Recording [録音] 

 音源は、杉田さんから頂いたアナログカセットテープです。
 カセットをカセットデッキに入れ、カセットデッキの出力を、パソコンのサウンドカードの入力端子に接続します。
 私のマシンの場合、サウンドカードは、SoundBlasterPCI64です。
 カセットを再生し、SoundBlaster付属のCreative WaveStudioでWAVEファイルとして取込みます。取込み時は、CDと同様のクオリティとしました。 カセットなので、そこまでクオリティは高くなくても良いのですが、一応気合を見せて (^_^)
 ライブの音源ですが、1曲ずつ聞いても違和感の無い様にFade In , Fade Outなどを使って音源を加工します。同時に、音のレベルなどもここで調整します。
 下のWaveStudioの画像の右下を見て分かるように、ファイルサイズは50MB近いです。私のマシンは、128MBのメモリがあるので40MBくらいならまだ大丈夫 ですが、50MBを超えるとちょっときつく、60MBを超えるとスワップがたくさん発生して処理速度が落ち、音源の加工が大変になりました。今回は、60MBを越える曲が2曲ほどありました。
 この作業を、メモリ64MB以下のマシンで行ったらスワップが大量に出て音の加工がかなり大変になるでしょう。このような大きなサウンドファイルを扱う時には、欲を言えば メモリを256MBくらい欲しいものです。

音の取込み, 31KB


 Encode [符号化] 

 先ほど取込んだ、WAVAファイルをRealAudioファイルに変換します。
 最初、MP3ファイルに変換するつもりでしたが、MP3だとサンプリング周波数を22050Hz以下にしてファイルサイズを落とした場合、かなりクオリティが下がってしまったので、RealAudioファイルにしました。
 圧縮状態は、ISDN-ステレオレベル (8kHz, 40Kbps)としました。ネットワーク上で生で再生する訳ではなく、多くの人がローカルマシンに取込んで聞く事でしょうから、この位が妥当でしょう。
 タイトルなどを入れ、[Start Encoding]のボタンを押すと、変換されます。4分33秒の曲を変換するのに 49秒と、なかなか高速です。マシンが速い (Pentiumll450MHz) という事もあるでしょう
 変換前と、変換後の音の波形を見てみると変換後の方が、削られている所があります。この部分が圧縮されたのだな と思っても良いでしょう。
WAVファイルをRealAudioファイルに変換, 22KB


 Finish [完成] 

 ようやく完成です。下の画像は、ブライアンあだもちゃん Vol1全ての曲を作り終わった所です。
 Can't Stop This Thing we Started(ファイル名 can't_stopとなっているもの)を見て見ましょう。
 変換前の、WAVEファイルが 47065KB、変換後が 1338KBですから、(1338 / 47065) * 100 = 2.8% と、元のファイルの 2.8%まで圧縮されている事が分かります。これで、ファイルは 1/35 以下となり、元のファイルと比べたらかなりダウンロードの時間が短縮される事になります。
 下の画像の Testフォルダの中身を合計すれば分かりますが、これだけでも 400MB以上あります。ハードディスクの残りが少ない場合、大変ですね。
 ファイルの更新日時を、ライブがあった日に修正してある所が我ながら細かいですね (^_^;)

注意
後日、杉田さんから訂正があり、今回のファイルは1998年06月07日のものだという事です。でも、再度 FTPするのも大変なので、直しません (^_^;)

完了! 見事に圧縮されています。 41KB